中堅看護師

2007年 ICU
家族に看護師の姉がいたので、その影響があると思います。
又、おじいちゃん、おばあちゃんが好き、という単純な理由もあります。
職に就いた当初は、自分がやっている看護の理屈がよくわからず、こうしなきゃいけないと学んだからやっていた部分がありました。しかし、経験を重ねるうちに、こういう理由で今患者さんにこれをするのだとわかってきました。先生がオーダーされることをするだけでも、結果がこうだったから先生はこういう指示を出されたんだなと、理由がわかるようになったのは、ひとつのやりがいですね。
又、退院されるとき、外来ですれ違ったときに、「お世話になったね」「久しぶり」などと会話を交わすときもやはり嬉しいです。
定期的に勉強会があります。その中でもBLS、ACLSの勉強会が本格的に行われています。業者さんがきて、機械の扱い方、薬剤の効果などを教えてくれるので実務に役立ちます。
普段の業務の中でも勉強になることがたくさんあります。先輩たちに厳しく指導いただくのですが、成長していく上でとても大切なことだと思いますし、尊敬しています。
現在、学生をしながら仕事をしています。現在准看なので、正看を目指しています。月・水・金は仕事で、火・木・土が学校の日です。正社員の状態で学ぶことがでできるのでありがたいです。
准看のときは、何も経験しない状態で勉強するため、どうしても頭に入ってこない部分もありながら資格をとって働きます。ある程度働くと、何が自分に足りないか、何を知っておかないといけないかがわかってきます。その部分を補うという意味でも勉強が必要だと思いました。
自分もそうでしたが、最初から看護師になりたいという強い意思をもてるかはわからないと思います。私は、やっているうちにいい仕事をしたいと強く思うようになりました。
もちろん落ち込むこともありますし、実習なども大変です。しかし経験した後はそれがやりがいに変わりますよ。
わからないことを未解決にしないのは絶対です。まず調べて、わからないことは聞きます。 後輩達に教えないといけない立場になってきました。説明できないといけないから勉強もします。もっといい仕事ができるようにがんばっていきたいです。
全然関係ないと思います。むしろ男性も向いているかもしれません。力もあるし、意外に優しいんですよ。又、若い女性は女性の看護師が、若い男性は男性の看護師が対応するなど、入院した方の立場を考えると両方必要だと思います。